へのへのもへじ工作室
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【DCC解説】DCCとは
これまで、DCCは車両側(デコーダ)について少しまとめをしていましたが、パワーパック側をふくめて、独断で使い勝手について記事を書きたいと思います。記事を書いたからと言って、DCCを無理強いしたり、逆に悪いところをけなしたり、また海外物やゲージ転向を勧めたりするつもりはないです。

初回はDCCについて話を始めます。

DCCは英語でDigital Command Control の略称で、鉄道模型のデジタル制御システムの総称ですね。多くの鉄道模型は電気の強い弱いで動かすアナログですが、最近はパルス制御のパワーパックが多いようです。でもパルスで動かしていても、レールとモーターが直結されていてはデジタル制御とは呼びません。

現在のDCCでは、マイコンと呼ばれる小さいコンピューターを使って動かしています。パワーパック側のマイコンが、車両側のマイコン(デコーダー)に電気信号のプラス、マイナスの極性を高速で切り替えて指令を送ります。

その信号には住所のような番号(アドレス)が隠されていて、デコーダーは自分宛の命令だけを処理する仕組みです。このアドレスがあるからこそ、2台以上同じレール上で制御できたりするのです。このアドレスの次に、コマンドを送ります。アドレスとコマンドは、「XXX番に○○○を命じる」といった感じでセットで送られます。○○○には、モーターを前に回せとかライトを点灯せよとかの信号が隠れています。また、電源は切り替えながらもずっと送り続けるので、デコーダーのマイコンやモーターを必要なだけ動かせる訳です。


そこですぐ使えれば問題はないのですが、いろいろな事情でわかりにくくなっているのです。

私見ですが、大きな理由の一つはいろいろな車両を同じレールを走らせるために途中で無理矢理合わせたからだと思います。そのためにいろいろとパワーパック側で設定をしなくてはなりません。しかしながら、趣味は遊びであって、仕事じゃない。疲れて帰って、さっと楽しめるのが一番。マニュアルなんて読みたくありません。

また、世の中の常で、デジタル物はなかなかメーカーが違うとうまく動かないトラブルが多いのです。DCCもそれに当てはまり、いくつものメーカーが時代とともに進化したものを、途中でつなげるためにさらにしくみが複雑になっています。その先人が作った物を土台に次を作るので、後から入った人には、理由もわからずさらに難解になります。また、それを嫌って過去を否定して革新的なものを作っても、これまでなれた人がついてこないのでビジネスとして失敗することあるように感じます。

また、二つ目は、技術と商品が欧米系だからでしょうか。コントローラも車両側(デコーダー)も日本製が少なく入門するでしょうけど、お店もきちんとした技術サポートをしてくれません。完全に理解するまで説明していては、商売になりません。日本だとわかりやすい日本語マニュアルがあって当然ですが、特に欧州は言語の問題以外に、いろいろな意味で不親切です。故障なのか操作がまちがっているのかも切り分けしにくいのでは、困ってしまいますね。

三つ目は、結果として普及してないことそのものが原因となる問題です。鉄道模型というどちらかというとニッチな世界で、値段もそれなりで多くの人はアナログも併用しているでしょう。デジタルの付加機能は鉄道模型の一部でしかなく、そのためにすべてDCC化するのではお金がかかって仕方がないでしょう。ヨーロッパでさえ標準採用は一部分、過去のアナログモデルも走らせたいでしょう。また日本のメーカーもDCCを標準採用するとはならないでしょう。普及が進まなければ、さまざまな面で改良が進まず、使いやすくはなりません。

こうまとめてみると、”複数メーカーの相互乗り入れ・洋物中心である・鉄道模型に不可欠なものではない”というのが使いにくさの背景でしょうか。まあ、そういっても私は続けているわけですが。

ご意見があれば何でも受け付けます。

AUTHOR: 拓啓ぽん
DATE: 02/17/2015 21:32:58
何となく・・・ですが。
欧州と違って、ただ集めるだけとか、コレクションとか、出来合いで満足している層が厚いように思います。

考えてみると海外は機関車+客車 または貨車で、動力車1両で様々な編成のバリエーションが楽しめますが、日本は電車なので編成ごとに動力車が必要ってのも普及しない原因かもしれませんね。
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コメント

こんにちは、ご無沙汰しております。
とても興味深く拝読しました。
普及を妨げる要因の件、特に説明書も含めたヒューマンインタフェースは、裏を返せばビジネスチャンスなのでしょうが、同時に示される客層の薄さ故に誰も手を付けないのでしょうね。
また、システム互換性とユーザー囲い込み戦略という二律背反もありましょう。
これを商業主義の弊害と言えるか否か、OpenDCCの行方なども参考になるのでしょうか。
Googleで検索するとArduinoLibraryなんてのが見つかって、取り敢えず進化は止まっていないんだな、とは思いましたが。
http://opendcc.sourceforge.net/
本家の(?)OpenDCCは休止状態に見えます・・・。
http://www.opendcc.de/index_e.html
[2015/02/18 01:00] URL | ゴーン辻 #79D/WHSg [ 編集 ]


こんばんは 
「工作する人が減っている」というのは、もう 
いかんともしがたい ですが。よく考えてみれば
「工作なんて面倒」なのか「工作したいけどノウハウがない(経験も自信がない)」のか。
 前者に対しては、打つ手がありません。後者に対し
アプローチ次第です。
 DCCで遊んでいる人がすべきことは、メーカーの
非難でも、世の中を嘆くことでもなく、デジタルで
なければできない「楽しさのアピール」です。
 簡単ですよ。具体的には 日々の遊びの中から
「DCCプロモーション」”動画”を 作ってみたら
どうか と思います。
 といっても「フルサウンド・フルギミック」では
ありません。いきなり「山頂の絶景」を見せても、登
れるものではありません。
CV3やCV4を「緩く設定する」遊び。なめらかな
加速。ままならい停止(笑)これは だれでもできる
遊びです。
本質をココに置いて、あと どの車両を使うか、どの
レイアウトにするか カメラ目線はどうするか、
各自の工夫次第ですね。使うのはアタマ。お金では
ありません。
 その上で 後追いができるように 道筋を残すこと
かもしれません。
[2015/02/18 03:21] URL | Minami #79D/WHSg [ 編集 ]


かなさん
コメントありがとうございます。おっやることろは、よくわかるつもりです。
でも、今はいろいろと忙しい時代、多くの人はまず時間が取れないのかと思います。本当は、いろいろとやってみたいのではないかと思っています。こちらも、せめてそう考えている人の一助になればと思い、まとめています。
また、国産DCCコントローラーがあればうれしい気持ち、よくわかります。でも、こういった機器をKATO,TOMIXが独自開発することは技術的にむずかしいでしょう。そうなると、コンピュータに詳しい会社に設計を委託するようになる。でもそこで設計している人は確率的に模型なんて興味がないでしょうから、ろくなものができません。最近、ターンテーブルのコントローラを分析して再確認しました。マイコンを使いながら、あの使い勝手はもったいないです。
[2015/02/19 20:14] URL | へのへのもへじ #79D/WHSg [ 編集 ]


ゴーン辻さん
andoridのライブラリがなくても、DCCパワーパックはつくれましたよ。入門用のパワーパックは途中まで作ったつもりです。
http://traintrain.jp/blog/detail/mid/24708/date/2013-07-08
必要な方がいれば、差し上げます。(もちろん、ブレッドボードでは問題なので、半田付けしてですが)ただ欲しい人がいればですが。
また、OpenDCCも盛り上がりにかけるのはなにか理由があるのでしょうね。
[2015/02/19 20:26] URL | へのへのもへじ #79D/WHSg [ 編集 ]


Minamiさん
こんばんは、「工作なんて面倒」なのか「工作したいけどノウハウがない」はいまや両方かもしれませんね。でも、いくら魅力あるものを動画で見せても、変らない人も多いいかも。やはり想像するに時間(=minamiさんの言うアタマ)がとれないのですよ。
また、今回の目的は「DCCをやりたいがわからない」と感じた方を対象にしているだけで、DCCの魅力でファンを増やそうとする気持ちは、(全くないわけではないが)わずかです。
そもそも、趣味・嗜好は他人に押し付けるものではないとおもっているためです。私も、人生 いろいろな場面でいろいろと押し付けられました。趣味位ならいいが、仕事・サイドビジネス さらには・・・・ でも、冷静に判断し誘惑を断ってきたからこそ、罠に落ちないで今日も模型で遊んでられるのかと感じています。
すみません、最後は変な話になっちゃいまして。
[2015/02/19 20:38] URL | へのへのもへじ #79D/WHSg [ 編集 ]


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